フィリピン・・・一般的、お祝いの食事の違い
マニラから南東へ約500キロ。
ピサヤ諸島セブ州の中心都市セブ。
セブは、フィリピン群島のほぼ中央に位置している。
そして、このあたりの主食はトウモロコシ。
新鮮な魚介類と、豊富な果物の産地としても有名なところである。
フィリピンの人々の一般的な食事は、ぜいたくといえるものではない。
そのせいか、お祭りやなにかのお祝いごとがあると、さまざまなごちそうを作る。
その代表格が「レチョン」(豚の丸焼き)である。
日本でいえば"尾頭付き"といったところだ。
いちばん頻繁に作られるごちそう「アドボ」は、豚の三枚肉か鶏肉(または両方一緒)を、酢、ニンニク、ベイリーフ、粒コショウ、砂糖、しょうゆ、塩に漬けこんでから煮込んだあと、別鍋で熱した油の中に煮込んだ肉とニンニクを入れて妙め、煮汁もしくは肉から出た汁でいるようにした料理である。
小さなイカを丸ごとアドボにしたものは、スペインの墨煮に似ている。