事がらを攻めて、失敗を宝に
新聞社の印刷現場でもミスは発生します。
たとえば、今日のテレビ番組は各地域ごとに編成されており、その数は全国紙であれば東京本社管内だけで30数版にものぼるわけですが、印刷時にその版の差し替えを誤ることがあります。
時間に待ったなしの新聞にとっては、これは大問題です。
事が終わって後、これにどう対処されるか。
査問委員会なるものに印刷ラインの長である輪転機の機長を呼び出し、要するに誰がミスをしでかしたのかを追及するのです。
これではその責任の所在さえ、日本人の感覚では明らかにすることはできません。
けっきょくはうやむやのまま、一件落着にさせる以外にありません。
ことマネジメントに関しては、マスコミ、学校、病院、それに建設業界が最もだめだと、私はかねがね感じていました。
・・・この中に身をおく友人は、精機工機工場のそれにびっくりして、このような発想がどこから生まれたのかと訊ねていました。